事業内容

コスモアスター

積雪による保水材の機能を人工的に作ったもので、これを敷設することにより、外気温が下がれば降雪を待たず氷盤を形成させることができ、
天候に左右されず早期にスケートリンクを開場させることができます。

スケートリンク

アイスホッケー場

コスモアスターとは

外気温の低い地域では、屋外で散水し、結氷させ、スケートリンクを造成することが行われます。
しかし、早い時期に行なうと、日中で気温が上がることがあったり、日照で地温が上昇したりして、夜間氷結した氷盤も日中融解してしまうこともあります。

このため、降雪のあるまで待ち、積雪を踏みかため、これを保氷材として散水し、結氷させ、さらに散水しながら時間をかけて氷盤を形成させることが行なわれます。
ところが、外気温は下がっても降雪がない時があったり、降雪の少ない地域ではスケートリンクの開場が遅れ、利用者に不便をかけることが少なくありません。

コスモアスターは積雪による保水材の機能を人工的に作ったもので、これを敷設することにより、 外気温が下がれば、降雪を待たず氷盤を形成させることができ、暖冬などの天候に左右されず早期にスケートリンクを開場させることができます。

コスモアスターの特徴

  • 降雪を待たずにリンクができます。
  • 通常夜間行なわれる散水等の作業を軽減します。
  • 保水性に優れ、踏み固めなど圧雪作業がいりません。
  • シート状で、積雪を踏み固めた時のような凸凹ができず、ならし作業がいりません。
  • 水を自由水だけでなく、固着水の状態で保持するため、水を容易に離しません。
    このため、外気温が上がっても散水しなおす必要がありません。
  • 日照での地温上昇を防ぎ、地温による融解を防止します。
    このため、早い時期から遅い時期まで氷結がつづき、スケートリンクの利用期間を長くします。

敷設について

  • 1.地盤の不隆整正を行ないます。
  • 2.ロール巻のシートを転がし覆張します。
  • 3.コスモアスターの継ぎ目の重ね合わせは、縦方向100%、横方向200%にします。
  • 4.スケートリンクの端部は、垂木などを利用してシートを立ち上げ施工します。
    これにより、散水した水が外へ流出せず、氷盤形成効率をアップします。

格納について

コスモアスターは、シーズン完了後に汚れを水洗し、ロール状に巻き上げて、紫外線をカットするフイルムなどで包装し保管すれば、次シーズンにも機能低下することなく使用できます。

施工事例

根室市アイスホッケーリンク

根室市アイスホッケーリンク

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